10/1に感想をくださった方
新刊、読んでくださってありがとうございました。
高瀬コヨイが恋をする瞬間を書きたいと思って、でも私の中でコヨアサの関係があまりに重く深く拗れていたので、高瀬には記憶喪失になってもらいました。
想いが強くなりすぎるが故に三鷹の気持ちを考えることから逃げていた高瀬は、三鷹のことが見えなくなってしまったんだと思います。
高瀬の夢のひまわり畑の中で三鷹が泣いて蹲っているだけの子供だったのは、高瀬が嘘をついていた罪悪感から、三鷹のことを自分に思考を奪われた小さな子供のようだと思っていたからかもしれません。実際三鷹は、高瀬の与えてくれるものを甘受するだけで、思考停止してしまっていました。
三鷹が自分で思考を巡らせて高瀬を好きだと思ったから声を上げることが出来たし、高瀬が三鷹の気持ちからも自分の気持ちからも逃げないと決めたから、自分を呼ぶ三鷹の声が聞こえるようになって、ひまわり畑を揺るがすような風で帽子を吹き飛ばすことができました。
きっとこれからは、何があってもお互いから目を逸らさずに生きていけるんじゃないでしょうか。
高瀬の両親について描写するのはすごく不安だったので、解釈一致と言っていただけて嬉しいです。良くも悪くも女っぽい、まさに私の解釈通りです。
なんとなくですが、高瀬は穏やかで感情のコントロールが上手そうなので、父親は同じような落ち着いた感じの人。逆に母親は少し感情的になりやすいところがある人なんじゃないかなと思っています。
夢川の解釈が甘い私には、この話における夢川の立ち位置というのがすごく難しくて、正直書くのが怖かったです。
私にとって、夢川ショウゴは絶対的なアイドルで、きっと自身は恋愛なんてご法度だと思っていると思うんです。もしかしたらそんな意識をせずとも、自分には必要のないものだと認識しているかも。彼はアイドルという人種に生まれた人間なので。
だから、ぐずぐずになった三鷹の支えになったり、喝を入れる夢川はいいとして、正直コヨアサの背中を押すような夢川を書いていいものか、すごく悩みました。夢川は本当にそんなことするかな?って。
でも夢川ショウゴ、やっぱり3人でいるときには年相応の男の子でいて欲しいんですよね。常にアイドルとして気を張っている夢川が、唯一自然体でいられる場所がWITHだと思っているので。
なので、二人の恋愛について「チームのセンターとしては見過ごせない」けど、友人としては心配で世話を焼いちゃう夢川が、私は大好きだなと思って書きました。でも意地っ張りなので頑張れなんて言いません。
誇張表現なしに、二人の人生には夢川が必要なんだと思います。アイドルとしても、人間としても、ともすればどこまでいっても平行線を辿ってしまう二人を変えることが出来るのは、夢川だけなんじゃないかと。
夢川のことを決して二人のための舞台装置のようには書きたくないんですけど、私が書く話のメインはコヨアサになってしまうので、いつも悩んでしまいます。でも、もしも夢川がお好きな方に私の書いた夢川を受け入れていただけたなら、こんなに嬉しいことはありません。
何度書いても文章を書くのは本当に苦手なので、表現が足りないところや分かりづらいところも多々あったかと思います。こんな拙い長文を読んでくださって本当にありがとうございました。
ところでつかぬ事をお伺いしますが、恋汐りんごちゃんはお好きですか?
新刊の感想、「ここまで〜」をくださった方
本をお手に取っていただいてありがとうございます〜!!
あまり文字には触れてこなかったとのことで、それなのにわざわざ私なんかのコヨアサ小説を……!!?!?ってびっくりしてしまいました……本当にありがとうございます!
三鷹は大人になってもずっと可愛くて、でも高校生の頃よりちょっとだけかしこくなってたらいいなって思ってます。高瀬のこと振り回してるようで実は受け止める度量のある三鷹が大好きなので……。
高瀬はもう相変わらずですね!ほんとは三鷹よりずっとワガママで欲張りで、でもいつも余裕そうな顔を作ってる……可愛い……三鷹もそういうコーちゃんのことかわいいって思ってるからよかったね高瀬
私はコヨアサの完全に両想いなところが大好きなので、お互い好き好きって思ってるところが書きたくてこういう形式にしてみました!短いのだと一方の視点で書ききってしまうことが多いのですが、pixivの方にもこの形式で書いてるものがあるのでよろしければ是非読んでみてください♡
お互いの行動が無意識にお互いのツボをついてるコヨアサ本当に運命なんだよな〜〜〜!!!
人に見られたくないようなオタクスマイルでめちゃくちゃ笑っちゃいました……(すみません)コヨアサが可愛くて顔が緩むのはもう仕方ないよな……私も人のコヨアサ読むとき同じような顔してます多分(……)
Ⅲは実はもうちょっとページ数欲しいな……って書き始めた蛇足だったんですけど、タコパするWITHが可愛くて思いの外長くなってしまったのでちゃんと話に絡めよう!と思って三鷹の約束観(?)を入れてみました。
高瀬がずっと独りよがりだと思ってた約束を、三鷹もちゃんと自分の意志でしてたんだよってことが伝わればいいなと思って……。
WITH3人で喋ってると延々とセリフが続いてしまってマジやばかったんですけど、なんとかまとめられてよかったです……ずっと変わらず仲良しWITHでいてほしいですよね。
こちらこそ本当に読んでくださって感想までいただいてありがとうございました!
まだ色々書きたいコヨアサはたくさんあるので、読んでいただけたら嬉しいです。